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子供さんのMMSHPが切れて不法滞在状態になってしまったら

懇意にしてくださっているセカンドホーマーさんのお友達で子供さんお二人を連れてマレーシアにいらしているセカンドホーマーさんがビザの更新時期になって初めて子供さんのビザがすでに切れてしまっていることに気がついた、という事例がありました。

周囲の人から「不法滞在になっている。」「捕まって刑務所に入れられてしまうんじゃないか。」「高額な賄賂を払わないといけないらしい。」などと散々脅かされてしまい、困り果てているところ、うちのお客様(過去に子供さん含めたビザの更新のお手伝いなどさせていただいています)が厚木インフォテックさんに相談してみたら?とおすすめしてくださって、イミグレまで付き添いで行ってきました。

ビザが切れていない状況のご家族はご本人が行かずに更新が可能でしたが。ビザが切れてしまっている状態の子供さんは他のご家族とは別扱いで、ご本人が直接プトラジャヤのイミグレに行かなくてはいけないということで、行ってきました。

観光局からはネットにある情報のようにビザがない日数かける30RMの罰金と説明されていたのですが、結果ビザの延長手続きが完了するまでの仮のビザ「スペシャルパス」を100RMで貼り付けてもらっただけで、高額な罰金ももちろん賄賂も払わずにビザの更新ができました。
賄賂賄賂ってどの段階で誰に払うんでしょうね?ローカルのエージェントさんなどに脅かされて賄賂を渡しても領収書などは出ない性格のお金ですし、エージェントが自分の利益にしてしまっていてもお客様にはわかりませんよね。中には(子供が刑務所行かずにお金で済んだ、ありがたい、感謝感激!!!)って感じてしまう方もいる可能性も。

イミグレで日本人のご夫妻の付き添いに来ていた多分マレー系の付き添いの人が「こういうお役所はマレー系でないとことが進まないんですよ。」とお客様に説明していた場面もありましたが、全然そんなことはありません。
今の時代マレーシアのお役所は英語だけで全く問題なく手続き可能です。

ちなみに厚木インフォテックの付き添い料金ですがご夫婦お二人でも子供さんが3人にいて5人家族でも、ビザが切れていてプトラジャヤまで付き添いが必要でも、特に料金の追加はいただいていません。

お困りの方が身近にいらしたらご紹介ください。
注)拘留されなくなったのは近年マレーシアでは外国人が激増し、不法滞在が発覚してもいちいち留め置いておくスペースがなくなったという事情があるためで、何年も前外国人がまだ少なかった頃には、ダトの称号持ちのマレーシア人の奥様と子供さんが知らずにビザ切れになってしまって勾留された事例があったそうです。

幼稚園の子供さんの学生ビザの件

子供が大学生にもなるとお友達との会話も「子供さん就職どうするの?」「インターンシップはどこで?」なんて話ばっかりになってしまうので、小さい子供さんの幼稚園事情などはすっかり疎くなってしまっているのですが、3月に小さい子供さんを連れてマレーシアに移りたいというご相談があって幼稚園事情を調べてみました。

当初はローカルの幼稚園をご希望だったようなのですが、その辺のローカル幼稚園では子供さんの学生ビザは取れないことを説明し、私立一貫校やインターの幼稚部はどうかとなったのですが、実際に直接インターに電話をして情報収集したところKL市内の学校では学生ビザの申請ができるのは「7歳に誕生日が来てから」という説明を受けました。
昔ブログに「KLは6歳からでないとダメ」書いた記憶がありますが、今は7歳にならないとダメなんですね。

同じ学校に我が家があるスランゴール州はどうでしょう?と質問したらスランゴールは6歳からだと思うと言われました。

ご相談のご家庭は子供さんはもっと小さい年齢だったのでどっちにしてもしばらくはビザなしになってしまうようなのでご家族でよくご相談ください、という結果になってしまいました。
(マラッカとかコタキナバルとか州が変わればまた事情が違うかもしれませんが。)

昔は3歳からでも学生ビザがもらえましたし、おじいちゃんおばあちゃんまで家族ビザがもらえたなんて話も聞いたことがあります。だんだんと厳しくなってしまいましたね。

偽造屋集団摘発される!

今日の中国語新聞の記事から。



外国人がやっている旅行会社が、実は不法滞在及び不法就労目的でマレーシアに入ってきている外国人のための偽造パスポートと偽造ビザスティッカーを販売している偽造屋集団だったというニュース。
クランバレーだけでなくペナン、ケダ、ペラ、ネグリスンビラン、ジョホールなどマレーシアのあちこちで暗躍しているそうです。
(さぞがっぽり儲けているんでしょう)

実は今日お隣のショッピングモールにあったダイソーにシリコン付きのアルミ箔を買いに行ったらお客さんが少なくて商売にならないのでお店は閉店になると言われて。同じ階にはレストランや携帯やマッサージ機を売る店、家具屋などがあったのですがお客さんはほとんど見かけず心配していたのですが、ついに。

どこを見回してもなかなかビジネスが上手く行っていないところが多い最近のマレーシアに、どうしてそんなに来たいのか不思議に思ってしまうのですが、露天で物を売ったり乞食をしたりしても自国での生活よりは現金収入があってマシという人がまだまだたくさんいるようです。



これはマレーシアのグリーンカードmyKAS。
色は緑でグリーンのカードではありますが永住を保証するものではなく有効期限5年(更新可)の「臨時の身分証明書」です。ただ青いカードmyKADにアップグレードされるとマレーシア国民と同じ扱いを受けられるようになるそうです。(マレーシア人の配偶者や功労者と認められた人でPRをもらっている人は期限なしの赤いカードmyPRが発給されます。)

マレーシアに入国してなんとか居残りたいという人にとってこういったカードを入手するメリットは不法滞在と不法就労での摘発逃れに加え運転免許証が取得できるということらしく、マレーシアに入国後にこの緑のカードを入手して(もちろんお金で不法に手に入れるわけですが)、マレーシアの免許を取れば大っぴらに運転できるので働ける職種が桁違いに広がります。
一時期はイスラムの国から来た人に対し選挙で某党に投票することを条件にこうしたカードが大量に配られたのではという噂があったのですが(緑のカードでは選挙の投票はできない説もあるのでマレーシア人が持つ青いカードの方が出回ったのかもしれませんし選挙がどうのは単なる噂かもしれませんが)、今はJBなどでこれを不正入手している中国人が増え問題になっているそうです。


偽造集団が連絡に使うのはwhat's appや微信。微信(英語でWeChat)は日本人がよく使っているラインの中国版のようなもので、この偽造に中国人が関わっている証拠と考えていいのではないでしょうか。

まあ日本の方はこういった偽造ビザや偽造カードを買わないかと声をかけられたりすることもないと思いますが、何が起きるかわからない海外ですので、後で「知らなかった。本物のビザ(カード)だと思っていた。騙された私は犯罪者ではなく被害者だ!」と言っても通じない場面も出てくるやもしれず、くれぐれもお気をつけくださいね。
「君子危うきに近寄らず」が一番です。

親子揃ってビザゲットで一安心

昨年大学経由で申請していた子供の学生ビザが、ようやく取得できて、今日パスポートにスティッカーを貼られて戻ってきました。

すでに何らかのビザを取得してマレーシアに滞在している場合の大学の学生ビザ取得に関してですが、以下の場合は今現在持っているビザを一旦キャンセルして、改めて学生ビザを申請しないといけなくなっています。

1 親御さんが就労ビザを持っていてその家族ビザで滞在していて本人が18歳を超えた場合(うちの子の場合これ)

2 ご主人(あるいは奥様)が就労ビザを持っていてその配偶者ビザで滞在している場合

3 インターや私立学校などから学生ビザを取得していた場合

以上のケースは大学からの学生ビザを申請する前に、まず大学からのオファーレターを持ってイミグレに行ってビザをキャンセルする必要があります。

2のケースの場合フルタイムではなくパートタイムの大学院のコース(MBAなど)に通うケースもあると思いますが、パートタイムでも学生ビザの取得が義務付けられています。
これは大学の担当者でさえ理解していないこともあるので、なあなあにせずに、しっかり学生ビザを取得しておいてください。
(つい最近、大学側のミスで学生ビザに切り替えなかったため卒業間近にトラブルになりかけたお客様からのご相談をいただいたばかりです。)

ビザは8週間で出ると言われていますが多分もう少しかかります。

例外)親御さんがMMSHPビザを持っていて子供さんが21歳以下でMMSHPを取得している場合は18歳を超えていてもキャンセルせずにイミグレでパスポートに裏書してもらうことでそのまま大学へ進学できるそうです。
またMMSHPの有効期限である21歳を過ぎても大学在学中はそのままMMSHPで勉強を続けていいと説明を受けたお客様がいらっしゃいます。
今の所はそのような適用がなされているようです。(将来のことはわかりませんが。その都度大学側から最新情報が入ってくると思います。)


追加情報として

インター、私立学校などでは18歳を超えると学生ビザが申請できないため、入学自体を断られる可能性があります。
学年を落としてイギリス式のインターには行ってIGCSEを受験したが5クレジット取得できなかった場合、居残って次の年もとか他の受け入れ先を探すとかいうのが難しくなる可能性が出てきます。

逆に語学学校は18歳以上でないと学生ビザが申請できないため、それ以下の子供さん受け入れしない学校もあります。
(もちろんイギリス式の学校も語学学校も、ビザなしで年齢関係なく受け入れ可能なゆるい学校も探せば存在しますが。)


夫もチャイニーズニューイヤー明けから動き出して何度か行ったり来たりした挙句に今日ようやくサイバージャヤで就労ビザのスティッカーをゲットしてきました。

以前の説明では「今回の更新では3年のビザしかあげられないが、次回は5年OK。」ということだったので期待して5年分申請したのですが、ルール変更で今はどのポジションでも2年しかもらえなくなったという説明を受けました。
ちょっとガッカリ。

でもじゃらんじゃらん掲示板で日本人人気があったらしいうどん屋さんだ唐揚げ屋さんだなどが私が食べに行く前に閉店してしまったというのを読んで「どうして人気があるのに閉めてしまうお店が多いのかな?」と疑問を持ったら、国際結婚組の友達が「思ったほど儲からなかったからじゃない?それに今は就労ビザが厳しくなっていて、夫婦二人で申請したら一人は却下されるって噂になっているよ。」なんて言っていたので、まさに夫婦二人外国人で就労ビザという我が家は無事に更新できるのかヒヤヒヤしながら待ちに待っていたのでしたが、無事に延長できたので、(5年は無理でしたが) 2年でも良しとしておきましょう!









台湾インタービザ情報

台湾インターに子供さんを通わせているお母さんからわざわざお電話をいただきました。
先日保護者を集めての説明会が開かれて、学校側の説明では「インターとして登録し直す件は難しいので諦めました。今後は外国人の受け入れはできません。」という結論だったそうです。

あれだけ立派な校舎に台湾の子供さんしか受け入れられないなんて勿体無い話ですが。

注)前にも書きましたがMMSHPビザや就労ビザがあるご家庭でもだめだそうです。学生ビザが取れなくなっだけの話ではなく外国籍の子供さんは受け入れられないということだそうです。

保護者ビザと小さい子供さんのビザ

学校からご両親お二人の保護者ビザが出ますと言われてインターの編入手続きをされたお客様ですが、今日学校からショッキングな返事をもらったそうです。
以前からKLでは保護者ビザは片親しか出ないという風に変更になっていましたが、お隣の州でもルールに変更があり、今は親御さんのうちどちらか片方の方しかビザがもらえないという説明だったそうです。(まあ想定内と言えば想定内)

ただショッキングなのは小さい子供さんと赤ちゃんのビザももう取れなくなったと言われたこと。
これは上の子供さんの年齢次第と言われていましたが、ルールに変更があったとすると困るご家庭も出てきてしまうかも。

同じ学校に通うご家族がイミグレに確認しに行ってくれるということなので、また何か情報入りましたらお知らせしますね。

ちなみに今免税輸入した車の日本への持ち帰りご希望の方のお手伝いをしている最中ですが、JPJでの手続きも以前より厳しくなっています。
前にはなかった書類、レターが必要になったと昨日今日言われたばかりです。=つまり以前にはなかったものを2種類要求されたということですが。

不正対策という意味合いもあるんでしょうね。

マレーシアのお役所、いきなりルール変更が多すぎ、、、、。

3歳児の学生ビザ とご両親そろっての保護者ビザ

見学に行ったインターですが、どうしてそこが候補になったかというと、以前から3歳の子供さんお持ちの方からのご相談をお受けしていてあちこちのインターに問い合わせをしていましたが、3歳児で学生ビザがもらえる可能性があるという返事があった中の一つだったからです。

もう一箇所は本来4歳からのクラスしかないのですが、オムツが取れているという条件で受け入れ可能で、しかも学費や保証金を払わない段階で登録料500のみでビザを申請してくれて、ダメだったらそれも返してくれるという、とーっても良心的なところが見つかったのですが、先生や学校の設備という点から見学先のインターの方がご希望に近いということでそちらになったわけです。

ビザは出ませんが1歳半から面倒を見てもらえ6時までの延長が可能で将来的にフルタイムで勉強したり仕事をすることになっても長く預かってもらえ安心というのもポイントが高かったのです。


保護者ビザに関してですが、KLのインターではご両親のうちどちらか片方の親御さんしか保護者ビザがもらえないという説明でここも同じ説明でしたが、また別のインターではご両親お二人ともビザはOKという返事をもらっています。

多分学校があるローケーションによって決まっているビザを申請するイミグレによって若干対応に違いがあるようです。
KLが一番厳しい印象です。
KLは仕事も見つけやすく、簡単に保護者ビザを出してしまったらそれで仕事を見つけて働く人が増えてしまう可能性を心配しているのかな?と感じます。
実際MMSHPビザや保護者ビザ、学生ビザで許可なしに働いている人はたっくさんいますから。
(MMSHPと学生ビザは条件付きで働いていいことになっているのですが、許可をもらうのはかなり難しいそうです。そのため内緒で働いてしまうこ人が多いのですが、許可なしで働くことは厳密には不法就労法律違反にあたります)

地方だと仕事はそんなに簡単には見つからないでしょうから、まだイミグレも危機感が薄いのかな?と勘ぐってしまいました。

小さい子供さんをお持ちの方、ご夫婦揃って保護者ビザで滞在したい方、探しようによってはOKな学校もあるみたいですよ。



幼稚園児の学生ビザ (2)

 びっくりして日本にいるお客様にメールをしたら、すでにMMSHPビザは仮承認取得済みなので学生ビザは必要ありませんというお返事でしたので、早速予定通りに学校に申し込みに行ってきました。(ちなみに厚木インフォテックの手数料は他の外に出る仕事同様200リンギットです。あ、猫ちゃんの輸入許可も許可取得だけだったら200です。今日も頼まれて情報収集に検疫所に行ってきましたけど。)

子どもさん3人なので3人分の登録料(気が変わっても返金されないお金です)を小切手で支払い、申し込み用紙に記入して日本から送られてきた写真とパスポートコピーを渡してきました。

学校の事務所のお姉さんたちが、口々に「ビザのルールが変わったのよ、わかっているわね?」と確認してきました。子どもさんが一人しかいなくて幼稚園に入園希望だったご家庭にとってはちょっとショックですよね。

上の子どもさんが6歳以上の場合は、まず上の子どもさんのビザを取得し、下の子どもさんは就労ビザや学生ビザでもなかなかすぐに出ずにビザなし期限が切れてしまいそうになった際に一時的に延長してもらうスペシャルビザというのがあるのですがそれを申請してくれるそうです。
要は学生ビザを取るまでのつなぎのビザですね。(私もこのスペシャルビザ、以前もらったことがあります。1カ月延長で100リンギット取られました。)

一人っ子さんで6歳未満の場合、また6歳以上のお兄ちゃんお姉ちゃんがいなくて弟妹がいるような場合は、スペシャルビザは無理という説明でした。

注1)ブログを読んでくださった方から6歳以上の子供さんで学生ビザを取得している場合のご家族のビザについて情報をいただきました。下の子供さんは赤ちゃん含め、上の子供さんの学生ビザの有効期限まで有効のdependant’s passがもらえるそうです。実際にそうやって取得して滞在しているご家庭が複数いらっしゃるそうで、あまり心配しなくていいようです。(dependent's passは学校に頼まずにご自身でイミグレに行って取得したそうです。)

注2)親御さんのビザは子供さんが何人いても今は片親しかもらえないと何校かのインターから説明を受けていますが、メールを下さった方がイミグレに行った時にはイミグレからおじいさんおばあさん含めご両親も取れるという説明を受けたそうです。ご自分で行かれる方はチャレンジしてみてください。結果を教えていただけるとうれしいです。

幼稚園児の学生ビザ

日本にいるご家族から子供さんのインターへの申し込みの代行を頼まれていたため、さっき学校に電話を入れたところ、ちょっと前に小さい子供さんの学生ビザを申請して却下されたらしいです。6歳未満の子供さんの学生ビザはでないという説明を受けました。

ここは3歳10ヶ月からビザが出ると言っていた学校です。
実際昨年中に幼稚園に入学して無事ビザをもらった日本人の子供さんが数人いましたが、イミグレの方針変更が理由だとしたら、この学校に限らず、小学生になってからでないと学生ビザはもらえないことになりますね。
年齢に達するまでは海外に出たり日本へ帰ったりする必要がでてくるかもしれません。

子供さんが複数いる場合は上の子供さんのビザを取ってから、下の子供さんが海外へでなくていいように早めに申請できないか学校として交渉はしてみてくれるそうですが、確約はできないと言われました。(訂正:↑の(2)に書いたように6歳前に申請するのではなく別の種類のスペシャルビザを頼んでくれるそうです。)

一応某学校経由での新情報ということでお知らせしておきますね。


幼稚園児のビザの件

 3歳児のクラスがあってビザが下りる学校ということまた何校かよい返事をもらっていたのですが、そのうちの1校に実際に入学手続きをしたお母さんから情報をいただきました。

問い合わせには「3歳児でもビザOKですよ。」という返事でしたが、入学して必要な書類を提出しビザ取得の手数料を払う段階で「3歳10カ月以降でないと学生ビザはおりないんです。」という説明だったそうです。(イミグレの方針か学校の方針かはわかりませんが)

そのご家族は上に小学生の子どもさんがいますから、その子供さんには学生ビザがでますし、お母さんや下の子どもさんにはソーシャルビジットパスの延長という形での滞在が許されるらしいのでそのご家族にとっては特に大きな問題ではないのですが(ビザの種類はなんでもマレーシアに正式に滞在できればいいわけですから)もし子どもさんがお一人または上の子どもさんがこの微妙な年齢の場合は、もしかしたら同じような結果になるかもしれませんので、だめだった時のためにあらかじめ3か月、6カ月あたりで海外に出られるようにエアアジアの安いホテル付きパッケージかなにかに(早目の安い時期に)申し込んでおくといいかもしれませんね。

個人的には、3歳でマレーシアに来てしまうと日本語のほうがあやしくなる可能性がとても大きく、あまりおすすめできない気もしますが、放射能がとかいろいろ心配なご家族で、すぐにでも日本を離れたいご事情の方もいらっしゃるでしょうから、一応情報提供しておきます。

小さい子どもさんがインター校やローカルの学校でいろいろな国の子どもさんと一緒に学ぶのはいい点もたくさんあると思いますが、こと日本語の能力の維持に関してはとっても難しいのが事実です。
実際我が家の子どもで失敗していますから。
日常会話、マンガ、アニメは問題なく理解できても、書くことは小学生レベルで止まっています。中2までボランティアの日本語教師の資格持ちの先生や日本人のお母さんたちに協力してもらって日本語を勉強させたりと、親は必死になっていても、です。

他の言語に関しても、本人いわく、マレー語は他の人が話している半分くらいは理解でき、中国語は30%くらいしかわからないそうです。(幼稚園から中3まで10年間学校で習った結果です。ペーパーテストは一応オールAでしたが。学校で習っていても話せない。話したくない。日本人の英語と同じ現象ですよね。)

よっぽど語学センスのある子どもさんでないと、英語も日本語も、そしてマレー語や中国語も(ネイティブ並みにぺらぺらに)というのは無理です。
周りを見ていて、それは断言できます。
逆に詰め込み過ぎてマレー語や中国語が嫌いになってしまう子どもさんも多いようです。(その結果マレーシア人の子どもがインターへ移っていく現象が加速しているのが現状)

3つの言葉を習うんだったら塾や家庭教師、通信教育で3倍時間をかけるか、それができなくて3分の1の時間ずつだったらそれぞれ33%プラスアルファくらいにしかならないのが普通なのかな、というのが、実際に海外で長く子育てをしてみての印象です。




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