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今更ですが、、、2

「 今更ですが」第2弾。

1 MMSHPで免税が適用される車とは?

最近「ようやくMMSHPビザの仮承認が下りました。今乗っている車が古いので買い換えたいと思っているのですが、ビザ業者さんからビザ取得の半年以上前に購入した車でないと免税にならないと言われました。本当でしょうか?今からではもう遅いのでしょうか?」というメールをいただきました。
時々同じ内容でご質問をいただきます。

質問への答えは「YES」です。もう遅いです。免税にはなりません。
MMSHP特典を利用して免税で輸入するための免税許可は、ビザの取得の半年以上前に購入された車でないと適用されません。
車検証の初年度登録日の左側の欄の年月日がありますよね。お役所はその日付けを見ているそうです。それがビザの取得日の半年以上前だったらOK!

そうでない車は免税になりませんので、どうしてもマレーシアに持ち込みたい場合は税金を払って輸入することになります。
ビザを申請してしまう前に、ビザ業者さんがちゃんと説明してあげればいいのにって思うんですけど。MMSHPと車の免税輸入はセットになっているようなものですもんね。
説明を聞けばあわててビザを申請する前に車を買い替えて半年以上間が開くよう調節したりできるのに。実際ネットで情報を集めて車を購入してからちょっと時間をあけてビザ申請している方もいらっしゃいますし。

「それでは仮承認の有効期限を延ばしてもらってビザの取得時期を遅らせればビザ取得前半と以上という条件を満たすのでは?」ということを思いつく方もいるようで、そういったメールもいただきました。
そんなことができるのかどうか?
ビザのライセンス業者さん経由でお願いしたら有効期限が延ばせるなら、車の購入時期は気にしないですみますよね。
そこで今日観光省に顔の聞く方に聞いてみてもらったのですが、答えは「ライセンス会社経由で有効期限の延長依頼があった場合、お役所ではミーティングを開いて検討してくれる。」というものでした。可能性ゼロではないそうです。ただし入院していて日本を離れられないなどよっぽどの事情を証明するものが必要らしいです。簡単にはことが運ばないようです。
当然ながら単に「車を買い替えて免税輸入したいから」ではだめらしいので、みなさん、冒険はしないほうがいいみたいですよ。

2 免税で輸入できないなら同じ車種をマレーシアで購入したいのですが免税になりますか?

マレーシアで免税購入できるのは、排気量の小さめの特定の車種のみだそうです。ですからたとえ日本で乗っていた車と同じ車がマレーシアで販売されていたとしても、それらがすべて免税で購入できるということにはなりません。
どの車種のどの排気量までが免税になるかは車の販売店さんのほうに情報がありますの で、そちらでご確認ください。

3 配偶者名義でも免税輸入ができるのか?

答えは「YES」です。ご夫婦でビザを取得している場合ご主人の車でも奥様の車でもどちらでも大丈夫です。

4 駐在さんの場合はどうなのか?

駐在員さんでも現地採用の方でもどちらでも同じですが、就労ビザで税金を払って日本から車を持ち込む場合は、かならず就労ビザを取得しているご本人名義でないとだめです。就労ビザの場合はご家族の方の名義ではだめです。なぜならご家族のビザは就労ビザではなく家族ビザだからです。
輸入許可の申請時期も、(前にも書きましたが)就労ビザ取得から半年以内という決まりがあります。それを過ぎてしまった方には権利がありません。


注)書き忘れましたが、セカンドホーマーさんで会社の社長さんをされている方の場合、お車は個人名ではなく会社のものとして登録されている場合がありますが、会社名義のままでは免税許可が申請できません。かならずビザを取ってしまう前に会社名義からご本人の名義に変更しておいてくださいね。


キャンピングカーは持ち込めるのか?

横浜のシエンカーズさん経由でお問い合わせいただいたのは、マレーシアへキャンピングカーを持ち込めるか?というご質問でした。

普通の大きめの車を改造してあるらしいです。
 http://www.toy-factory.jp/newcar/BADEN.php
うわ〜、すごい!いいな〜!
こんな車であちこち旅をしたら楽しいでしょうね。
トイファクトリーという会社が作っている車だそうです。

でもマレーシアにはプスパコムでの車検というハードルが待ち構えています。
マレーシアで登録できるのか、写真を持参してプスパコムで見てもらうことにしました。
結果は、、、、残念ながらだめなんだそうです。

検索したらキャンピングカーを海外から持ち込んでマレーシアとタイを旅行した人がタイでその車を売却したいとネットで宣伝している書き込みを見つけたので、旅行者として陸伝いに乗って入ることは可能なのではないかと思いますが、JPJへは登録できないんでしょうね。(最初にどこの国に上陸すればそういうことが可能なのかはわかりませんが)

今日は別件で「移動たこ焼き屋用に改造した車は登録できるか?」というお問い合わせもいただいています。たこ焼き、いいですね〜。
さてさて、どうなることやら。




免税輸入車の日本への持ち帰り

ポートクランから元セカンドホーマーN様のお車を乗せた船が出港しました。

日本から免税で持ち込んだ車は、日本へ持ち帰る前に輸出の許可をもらうためにMOFで免税輸入のキャンセル?のような手続きを取り、その後にJPJで自動車登録の抹消手続きをし、最後にポートクランで通関手続きをすることになります。

MOFは輸入時の免税許可を出すお役所ですが、同じお役所でも帰国時に許可を出すのはまた違う部署の担当ということで、その担当の人が長いこと出張だかで不在のため、書類はずっと机の上に置かれたままサインされるのを待つはめになり、かなり時間がかかってしまいハラハラしてしまいましたが、船の予約を入れた日までには間に合ってくれ、ぎりぎりではありましたが無事船に乗せることができました。

日本側の手続きは横浜のシエンカーズさんがすべてやってくれますので、まさにドアtoドアのサービスってことになります。

日本からマレーシアへの船はたくさんの車を積んで2週間弱で到着するのだそうですが、逆にマレーシアから日本へはがらがらの船で、あちこち寄りながらなので3週間弱かかるという話でした。



日本に持ち帰るのにかかる費用

 マレーシアで車を売却せずに、日本に持ち帰る場合いったいいくらかかるのか、ですが。

船賃は、コンテナ船を使うとかなり高くついてしまうのですが、自動車専用船を使うと日本(横浜)−マレーシア(ポートクラン)は5万円しかかからないそうです。

でもこれに通関業者さんの手数料や、車の輸出入専門会社さんのサービス(ご自宅まで引き取りと輸出のための各種手続き)などが加わると15万円程度になるそうです。

逆にマレーシアー日本はどうなるのか調べてみました。
まず船賃ですが、日本からマレーシアや外国に来る船は、輸出用の日本車(新車・中古車)でいっぱいになって来るそうです。逆にマレーシアから日本へ行く船はがらっがら。当然ですね。
そのため日本ーマレーシア間は5万円で済んだものが、船賃自体倍近くしてしまうそうなんです。(今年1月に入って値上がりしたそうです)
マレーシアのほうが物価が安いので安いだろう、行き帰りなので同じ金額だろう、と思ってしまうのですが、実際はそうでもないようです。

それプラス通関手続き費用+MOFやJPJでの輸出のための許可取得手数料+ご自宅までの引き取りサービスなどを加えた場合は、日本からマレーシアに送るのと同じような金額になってしまうようです。(15万円程度)
注)ちなみにコンテナで送り返すと20万円超えます。

横浜についてからご自宅までは、車種や排気量によって若干金額が異なってくるそうですが、だいたい20万円前後〜という感じだそうです。
(シエンカーズさんにお車の情報を送ると詳しい見積もりを送ってくれます)

マレーシアのお住まいから日本のご自宅まで、ナンバーを付けて走れる状態になるにはトータルで35万円程度かかることになりますね。



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