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マレーシア政府奨学金消滅の危機?で混乱中

昨日はパール会メンバーさんたちとスバンジャヤSS15の和食レストランで新年会。
まあいつものように様々な話題で盛り上がりましたが、話題の一つが今マレーシア人のティーンエイジャーとその家族の間で大騒ぎになっている、政府奨学金の廃止の可能性について。

マレーシアカリキュラムの11年目の統一試験SPMで9科目以上でAプラス以上を取れば、大学進学前に学ぶプリUの学費が全て政府からのサポートで(自己負担なしに)勉強できる制度があり、更にプリUで優秀な成績を収めて政府から認定されている大学の学部に進学する場合は、海外の大学であっても政府からのサポートが受けられる制度があったのですが、飛行機墜落などもあってか政府にお金がないという理由で、この奨学金制度を無くそうという動きがあるという噂が今新聞などで報道されています。

未だ政府からはっきりした発表はなく、ただイギリスの統一試験の結果が出た子が奨学金の申請をしようとしたら申し込みのためのホームページがなくなっていて申請できなくなっているとか。

イギリス留学する子などは9月までまだ時間があるのでいいのですが、一番近い入学はオーストラリアの大学で、2月に入学、3月からはもう授業が始まってしまうので、今は学生ビザの手続きなども進めている段階でしょうに、年間数百万円という高額な学費です。
奨学金がもらえるもらえないで進学できるできないが決まってしまう子も多いようでしょうから、パニック状態の子もいるのではないかと。

マレーシアって色々なルールがいきなり変更になってしまうので、仕事をしていてもアタフタしてしまうことが多いのですが、子供達も教育制度の変更などで振り回されているのを見ると、可哀想で同情してしまいます。

2月からオーストラリアの大学に行くことを楽しみにしている子供達が悲しむことがないよう、いきなりの廃止というのが実行されないことを祈っています。


昨年SPMで、9Aプラスを目指して勉強していた成績の良かった学生さんで、数学が例年以上に難易度が高く、Aプラスが取れそうにないと悲観して試験当日自殺してしまった子がいたのですが、テレビに出演していた有名子役だったそうで、ニュースを知ったマレーシア人の多くがショックを受けたのですが(成績絡みの高校生大学生の自殺はよく聞きます。)、9AプラスでプリUの学費サポートーその後の大学での就学金支給という制度が無くなってしまうと、無くなる制度のために命を失ってしまったことになってしまい、その子の死が無駄死にになってしまうようで何ともやり切れません。

そのうち新聞などに政府からの正式発表があると思いますので、また結果が出たらお知らせしますね。


そうそう、この奨学金プログラムは、英語圏の大学だけでなく日本、韓国、ドイツ、フランスの大学への留学も含まれているので、廃止になってしまうと日本行きを選ぶ子が減ってしまうという影響が多少なりとも出てきてしまうかもしれませんね。(原発事故から時間が経ち、日本留学を目指す子も増えてきていると聞いたばかりなので、どうしても行きたい子は日本の文部科学省奨学金の利用や私費留学なども考えるでしょうけど。)