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早速元に戻ったようです

SPMの結果でもらえる国の奨学金の申請基準が早速元に戻ったようです。早い!(日本も教科書で教えなくなると言われていた聖徳太子と鎖国が反対が多く早くも復活が決まったらしいですね。)

知り合いの子供さんが通う公立学校の、同じ図書委員の先輩で「スランゴール州トップ」を取った子の成績は10AプラスにA1つという素晴らしいものだったのですが、新ルールとなれば努力の甲斐もなく奨学金の申請基準を満たさなず奨学金がもらえないという事態になりそうでしたが、それはなんとか回避できたようで、めでたしめでたし。

ただ、従来のように海外の有名大学で希望の学部に進学するといのは難しくなったようで第二の選択としてマレーシア国内の私立大学の希望の学部への進学を、と書かれているそうです。

やはり以前のように海外の有名大学の医学部など指定学部に合格できれば政府が学費も全部出してくれてというようなことは期待できないのかも。


海外に出てしまうと戻ってこない子が多いのもあるのでしょうが、そもそもマレーシアでは医学部を出ても研修先が足りなくて今や研修まで2年待ち、研修を終えてまずは政府系の病院での勤務が義務付けられているのに政府系病院での医師の空きが足りなく(医学部卒業生5000ー6000人に対し政府系病院で職につけるのは年に1000人ちょっとらしいです)、毎年たくさんの人が医学部を出ても医師として働けなくなっている現状で、奨学金での留学から戻った人は最低10年政府系病院に勤務しなくてはいいけないというルールがある一方、奨学金受給者と言えども就職の保証はされていないところに矛盾がでてきています。

シンガポールの国立大学も卒業後シンガポールで3年働くことを条件に学費の割引を受けられる制度があるのですが、創薬・バイオ系の学部を出てしまうといくら世界ランキングの高い国立大学卒でもなかなかシンガポール国内での就職先がないという現実があり(政府が言うほどそれらの業界は成功していないので雇用の規模も小さいため)、卒業してもシンガポールで就職できなかった時は割り引かれた学費の分は返済しなければいけないのか??それとも返さなくてもいいのか?という疑問が出てきますが、それと同じ制度の穴のような気が前からしていました。

うちの子は海外留学は本当に興味がないらしいので院に進むにしてもマレーシアに残るか日本に戻るかの選択しか考えていないようですが、小さい時からアメリカやイギリスの名門校に憧れて頑張って勉強して来たマレーシアの子たち、特に家庭の経済状況が海外留学を許さない家庭の子供たちの中には、生まれてくるのが数年遅かっただけなのに、、、と悔しい思いをしている子もいるのではないでしょうか。