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セカンダリーを出た後どうする?

毎日どんな内容が一番よく読まれているかアクセスの記録を確認することができるのですが、一番多いのは「高校卒業資格のないイギリス・マレーシアの教育」というタイトルのものです。

幼稚園からローカル校やインターに通っている子供さんはまず心配はいらないと思いますが、小学校高学年、中学、高校になってから日本からマレーシアの学校に編入した場合、スムーズに大学進学まで行ける英語力(場合によってはマレー語力)がつくか心配している親御さんも多いのではないかと思います。


マレーシアのローカル校、イギリス式のインターに行った場合、クリアしないよいけないのは国の統一試験です。
科目数はローカルの場合基本は9科目で、中国語や宗教などが加わると10科目、11科目ごく少数12科目受ける子もいてますが、まあ基本は9科目と考えて、そのうち5科目以上で合格よりも良い成績(ABCDEが合格とするとCまでの成績)を取ったらクレジットとなります。
ギリギリ合格でした、ではダメなんですね。
余裕を持って合格することを求められています。

イギリスの試験でも基本は8科目のうち5科目でクレジットを取ることがAレベルその他のプリユニバーシティーのコース(大学入学資格取得を目指すコース)へ入るための基準になっています。

5つのクレジットが取れなかったらどうなるのか?
----英語と数学を含めて3つのクレジットが取れていればディプロマのコースに入れます。
ディプロマで2年または2年半過ごし、そこでまずまずの成績を取れれば同じ分野のディグリーの2年に編入することができます。

大学を卒業するまでにかかる時間は余分にかかりますが、単に受験科目を勉強するプリUより、進みたい分野の基礎を教えてくれるディプロマは、ゆっくり学んでいきたい子供さんにとってはプリUに行くより適した選択かもしれません。

クレジット3つも取れなかった場合、ディプロマの下のサーティフィケイトのコースがあります。
SPMの場合クレジットが1つしかなくてもマレー語と歴史で合格していさえすればこのサーティフィケイトのコースに入れ、1年-1年4ヶ月の勉強の後にデュプロマへ進むことができるそうです。
マレー語と歴史の2科目はSPMの合格の最低ラインなので、この2科目で落ちてしまったら受かるまで何度でも受け直さないと先に進めませんが。


イギリス系インターの場合はIGSCEで5科目クレジット取得を目指すわけですが、もし5科目でクレジットが取れなかった場合、塾や家庭教師、ホームスクーリングセンターなどを利用し受験勉強をして5つのクレジットを取れるまで受け直すか、そうでなければ英語と数学にあと1科目頑張って3科目に絞ってのクレジットで、プリUではなくまずディプロマのコースを取るのがいいかもしれません。
最終的な目標は大学卒業かもしれませんが、多少遠回りで時間はかかっても、無理してプリUに進んで苦労するよりよっぽどいいかもという気がします。

サーティフィケイト、ディプロマのコースは興味のある分野の基礎の勉強をする専門学校の授業、プリUは受験科目を勉強する予備校の授業と考えるとわかりやすいかと思います。


ちなみに政府が作ったマレーシアの就労ビザ取得のための案内のホームページがありますが、外国人がExpatとして仕事のビザを取るための学歴と就労経験の基準は

ディグリー+3年の就労経験
ディプロマ+5年の就労経験
サーティフィケイト+7年の就労経験

とあります。
2年ごとの差。
この割合で行くと院卒だと就労経験はもっと短くていいのではないかと想像します。(マレーシアは学歴社会なので)

マレーシア国籍を持つハーフの子供さんは別として、両親ともに日本人の場合インターを終えてすぐにマレーシアで就職というのはビザが下りないということがわかりますね。
いくら英語ができる(+ローカル校育ちでマレー語もできる、中国語もできる)日本人ということでローカル企業が欲しがっても、悲しいかな政府が許しません。


注)日本人と某アジアの国出身の配偶者の方の国際結婚組の子供さんが、お母さんの国ではSATの結果だけで大学に入れると言っていたので、進学する国によってはSATだけ受けてその得点で大学受験もありかもしれません。
SATはマレーシアではあまりポピュラーではないので教えてくれる塾も少なく、オンラインで学ぶなど自力での努力が必要になってくると思われます。

日本へ帰国子女枠で帰る際もSATは使える大学が多いので、逆に日本の方が参考書や問題集など入手が簡単かも?
うちはアメリカのアマゾンで買って送ってもらいましたが、面倒がって1ページもやらず、、、とトホホな結果でした。

医学部卒業者の5人に一人が医師になることを諦めている

国際結婚組の仲良しママさんの下の子供さんが通う公立のセカンダリーで、急に道徳の先生が辞めてしまったため、後任として若いインド系のイケメン君が道徳を教えることになり、娘さんはウキウキらしいです。
おまけにその彼、医学部卒。
イケメンで医学部卒業者となれば女の子はキャ〜ってなもんですよね。
(マレーシアは日本以上に「医学部はすごい!」って思われているので。出来る子は大抵学校や親から医学部へ行くことを期待されてしまいます。)

なぜ医学部を出たのに道徳を教えているのか?
それは卒業後に医師として登録できるようになる前に必須の2年間の病院での研修が順番待ちで受けられないからだそうです。それが終わらないと医学部を出たと言っても医師としては働けません。かと言って家でぼーっとしているわけにもいかないですもんね。それで公立学校で先生を、となったそうです。

ところで、housemanship Malaysiaで検索してみると、マレーシアで起きているビックリな現象についての記事が見つかりました。

1年間に研修を受けられる5000人の研修医のうち、なんと1000人が研修に耐えられずに途中で挫折して研修を放り投げて辞めてしまっているそうです。2年我慢できなければ臨床医として登録できません。それなのに、、、。

理由としては
1 長時間労働に耐えられない
2 親からのプレッシャーで医学部に進学したものの職業としては自分に合っていないと感じた
3 医師の生活が思っていたものと全然違った
4 燃え尽きた

というのが理由だそうです。

クラスでトップだったら、学校でトップだったら、本人の興味のあるなしに関わらず周りが大騒ぎして医学部進学って雰囲気に持って行ってしまうのは、例えば医学でも薬学でも日本や欧米の先進国と違い、研究という分野がまだ産業として成り立っていないマレーシアの事情があるのだと思います。

日本で旧帝大レベルで薬学部に行ったら、薬剤師になる人はほとんどいませんよね。院に進んで研究職につくのがエリートコースです。6年の薬学ではなく4年の創薬を自ら進んで選ぶ学生も多いですし。4年のコースが下に見られることもありません。(大学のレベルにもよりますが)
でもマレーシアの場合、院に進んでその後に就職というのはマレーシアの国内では考えにくい道筋と認識されています。(要はイギリスとかシンガポールの有名大学の院に進まないと研究者にはなれない、と考えられている。海外の有名大学の院に入れるかどうかは大学進学時には予測できないので資格が取れる学部よりもリスクが高いと感じる親が多い。)

医学における医学部とBMS(バイオメディカルサイエンス)の関係も同様です。
とにかく「卒業したらすぐに資格が取れる」医学部と薬学部に人気が集中してしまいます。

その結果「一番できる子は医学部に」の周囲の期待に負けて医学の道に進んでしまって、卒業した後に医師を諦める結末を迎えてしまう若者が続出。

たくさん辞めるとは言っても、欠員を埋める手続きが大変でかなりの時間を要し(マレーシアですからね)、すぐには次の人が研修に入れず、研修を始めるまでにかかる平均の待ち時間は半年だそうです。
最近は研修を受けたい病院を選べるシステム-e-housemanshipというのが導入された結果、マレー半島都市部の病院に人気が集中してしまい、半年どころではなく更に長い期間待たないといけないケースも多いそうで、研修医として病院で働く前にすでに諦めてしまう若者も出てきているそうで、そうなると医学部を出ても医者になれない(ならない)人の割合は5人に1人よりももっと高いことになりますね。

運良く国立大学の医学部に進めた人や、私立でも全額奨学金で勉強している人はいいですが、私立の学費や海外の大学の医学部に私費で勉強させていた親御さんは、ほんとう〜〜にがっかりで、辛いだろうなあと、、、。(本人ももちろん辛いでしょうが。)
辞めた後にウエイターをしている人やフライトアテンダントになった人、ナイトマーケットで屋台を始めた人なんかもいると書いてありました。本人がよければいいですけれど、不本意ながらってことだと何年間も続けた努力が水の泡っていうのも悲しいですね。


道徳を教えているイケメン君が無事希望の病院で研修を始められて、2年間の研修を終えてくれることを祈っています。


ファウンデーション

昨日の記事でマレーシア人が国立に入る道はSTPM(FORM6まで進んだ子は皆受けられる統一試験。海外の大学への進学にも使える)かマトリキュラシ(90パーセントがブミプトラで占められ10パーセントがそれ以外の子。ブミプトラ以外の子にとってはある意味宝くじ的)と書きましたが「もう一つ、国立にもファウンデーションのコースがありますよ。」とメールをいただきました。

そうでした。例えばUPM。
マレーシアでは数少ない獣医学部がある大学ですが、どうしても獣医になりたいということでここのファウンデーションに入ったという学生さんの話を以前教えてもらっていたのでした。

普通はマトリキュラシ同様ファウンデーションのコースがある国立大学でも、ブミプトラ優遇でインド系中国系は入れなかったりするらしいのですが、UPMともう一校では例外的に中国系インド系でも入れるそうです。
でもこの獣医学部志望の学生さん、公立学校出身の中国系の学生さんですが、話を聞く限り、成績も超優秀、課外活動もバッチリというオールマイティーに秀でた子で、周りの誰もが「ああ彼女なら。」と納得できるものでした。

その彼女、1年の勉強を終えた時点で動物相手ではなく人間相手の医学部に興味が出てきたということで、学部は医学部への進学を希望しているそうです。(今は結果待ちだそうです。)

面識はありませんが知り合いの子供さんの元クラスメイトということで、受かるといいなあと影ながら応援しているところです。

さてファウンデーションですが、国立私立共にその大学への進学を決めた子が入るコースで、原則(多少の例外はありますが)他の大学への進学にはファウンデーションの成績は使えないことになっています。

某大学のファウンデーションで満点の成績を取っても、それが他大学への受験に使えるわけではありません。(あくまでもケースバイケース?)
そういった意味から、ファウンデーションはその大学への進学したいという強い気持ちがある子が取るコースです。

気をつけないといけない点は、ファウンデーションから学部への進学の際、希望のコースだったり希望の授業だったりは成績順に良い成績の子から優先権が与えらえているのですが、ファウンデーションで学んだ子(言わば内部進学のようなもの)より難易度が高いと認識されているSTPMなど(私立大学ではAレベルも)の成績優秀者の方が、外部から来る身でありながらより高い評価を受け、まず先にコースを選択できてしまう、というのがあります。

ファウンデーションの成績によっては、合格点を取っていたとしても希望のコースには入れず、興味がないコースしか残っていない可能性も出てきますね。
(早稲田の文学部もそうでした、、、。フランス語が苦手なせいで成績が悪く、フランス語が嫌なのに残ったフランス文学を専攻しないといけなくなるという皮肉な結果に陥ることも。)

希望のコースに入るには1年間手を抜かず、良い成績を取れるよう頑張るしかない!

マレーシアの国立大学(留学生学費)も値上がり

STPMという世界で3番目に難しいらしい統一試験を受けるか、主にマレー系、ブミプトラを対象としたマトリキュラシに行かないと、いくらマレーシア国籍の子供であっても国公立の大学には入れない仕組みのマレーシアですが、外国人の場合は例外で、STPMとマトリキュラシ以外の大学入学資格(イギリスのAレベルや日本の高校卒業証書含む)で国立大学の一部のコースを受験することができます。

注)英語力をつけるためのコースではありません。「英語で学位を取得する」ためのコースです。

例外は医歯薬獣医学部で、国立大学で上記の学部に入るにはマレーシア国籍を持ち、STPMかマトリキュラシコースで大学へ進学する必要があるようです。
つまり外国籍の子供は入れません。私立へ行けってことですね。(マレーシアで働ける働けないは別として私立大学なら勉強はできる。)

あ、看護学部はOKです。
外国人でも入学できます。
マレーシアの国の試験も受験でき、看護師として登録もできます。
ただし登録はできてもビザの問題もあって新卒でのマレーシアでの就職はかなり難しいそうですが。
もう少し追加で勉強する気持ちであれば、シンガポールやインド、オーストラリアなんかでの就職は多少希望が出て来るかもしれません。

KL近郊だとUPMという元農業大学だった大学で今は医学部から揃った総合大学があり、上記の例外以外は看護学部はじめ様々な学部が外国人を受け入れています。

英語力が弱い学生には合格後に大学内にあるELS(スバンジャヤにもある英語学校のUPM校)で英語の集中コースを受講でき、必要な英語力をつけてから本科に進むことができるようになっています。

国立だし、安いし、理系ではそこそこ評判のいい大学ですし、うちの子にも行って欲しかったのですが、本人は嫌だと拒否しています。(勉強したい学部がないのと遠いのが理由。距離的には通えなくはないが理系の場合は遅くまでいろいろあり実質通うのは無理になるらしい。日本の理系と同じですね。)

以前ホームページで確認した際は、理系の学部で年間20数万円だったので(日本の国立の半分だあ)と思って見ていたのですが、つい最近ホームページを見直してみたら理系の学部で4年間勉強すると6万5000あるいは7万リンギットかかると書いてありました。

円安もあって、日本円に直すと日本の国立大学と同じか逆に高いくらいになってしまいますね。
なんだかガッカリ、、、。
(いえ、どうせ行かないからいいんですけどね。)

ほんと、何でもかんでも高くなって来ていますね、マレーシア。
今幼稚園だ保育園だに通っている子供さんたちが大きくなった時には、教育費も随分上がってしまって「マレーシアは物価が安い。」なんて言っていられないかもしれませんね。

マレーシアカリキュラムの学校からの外国人締め出しの噂も聞きますし。
子供さんが複数いたらずっとインターだと大変だろうなあ、、、と思ってしまいます。(インターも年ごとに値上がりしますしね。)

実家に母の話によると、今年母の甥っ子の子供が二人、国立大学の医学部をでて無事医師の国家試験に合格したそうですが(私からすると従兄弟の息子たち。親戚とは言っても一度も会ったことがないのですが、母の話によると兄弟でお兄ちゃんが浪人、弟が現役合格で、今年二人揃って国家試験に合格したらしいです。お目出度いことです。)、日本でずっと公立学校に通って国立の大学に入るっていうのが費用対効果で考えたら一番だなあ、、、と思ってしまう今日この頃です。

我が家は我が家でマレーシアで散々楽しい思いをさせてもらっているので文句も言えないんですけどね。
(というか誰に文句を言う?)

起業して、必死に取った就労ビザです。常日頃「居させてもらえるだけでありがたい。」と思って暮らすよう心がけています。

カレッジの卒業パーティー

昨日は子供のカレッジの中のイギリスの試験のための準備コース CIE-Cambridge International Examinationsの子供達の卒業パーティーがありました。

系列の5スターホテルのボールルームで学生、講師、大学経営陣などで総勢700名の大きなパーティー。
講師や学生が歌や音楽のパフォーマンスをする合間合間に修了証と賞状の授与。
食事は8品の中華フルコースだったそうです。



クラスでの記念写真で前の列に座る女子はロングのフォーマルドレスと言われ、(
どうせ一回しか着ないんだろうなあ。高いドレスは無駄だなあ。)と、服の卸のお店がたくさん入っているKLのKWC(クナンガホールセールセンター)というモールまでドレスを買いに行ってきました。
シンプルでなかなか素敵なデザインのドレスが、なんと50リンギットでした!
中古じゃないですよ。新品での値段です。
安い〜〜。マレーシアボレー!

さて、どの子が来ているドレスでしょう、50リンギットのドレスは?笑
あ、中央のバティックドレスの女性は大学のコースの美魔女ダイレクターです。40代にして18歳の子達に挟まれても見劣りしない素晴らしさ!

ちなみに統一試験の結果優秀な成績を取った子は表彰されますが、白いドレスの女の子が数学でTop in the world 、右から二番目がthinking skillsという科目でマレーシアトップ、左から2番目の男の子は残念ながら生物でトップと1点差(惜しい!)だったそうです。
ほとんどみな将来はイギリスかオーストラリアに進学し、お医者さん、歯医者さん、薬剤師さんという資格職志望なのですが、なかにはどうしても化学が苦手でいっそ大学ではビジネスに転向しようかと悩んでいる子もいるそうで、どこも同じだなあと。

うちの子は試験前に「料理の道に進みたい。大学教育には意味が見出せない。」などと人生の進路に悩み(「試験前に悩むなー!終わってから悩めー!」と言いたかったですが)、あまり集中できなかったのもありますが、世界でトップとかマレーシアでトップとかにはちょっと及ばず。

まあ、親が親なのでそんなところまで期待はしていません。全く。
無事に1年半、体を壊さず、真面目に勉強してくれただけで十分です。

今のところ1校だけ受けて合格をもらっている日本の大学(帰国子女によくある選択で早稲田のリベラルアーツってヤツです+アメリカの公認会計士資格受験のための専門学校ACT+東京製菓学校夜間コースというてんこ盛りプランを計画中)の学費支払いの締め切りが来月10日で、学費を払い込むか(地震や噴火の心配は置いておいて日本に住みたい気持ちを優先するか)、やっぱりマレーシアの大学に進むか(身の安全を最優先するか)、あと少し、また悩みの日々が続きそうです。

今日は今朝KLに到着したばかりという耐震構造の設計の専門家というお客様ご夫妻とスバンジャヤSS15で飲茶してきたのですが、やっぱりマレーシアかなあ、、、という気持ちが大きくなりつつあります。


日本行きは7月21日なんですが、実は子供の運転免許の試験の予約の都合で8月2日には再度KLにとトホホな事態になってしまいました。安いチケットが買えたのが不幸中の幸いでしたが。
(これはKLに住めということか???)


IMU Open Day

モナシュの記事をアップしたらすぐIMUからメールが入りました。

IMU(International Medical University)も7月5日にオープンデイがあり、その時に申し込みをするとApplicationとRegistration 計800リンギットを払わなくてよくなるそうです。

医学部歯学部には適用されないとありますが、それ以外の学部は必要な書類を持っていけばその場で即合格!さあ入学手続き!てことなんでしょう。
なんて簡単な、、、。

マレーシアの私立大学の場合、合格のために必要な最低基準の成績はホームページなどで公表されていることが多く、それを越えていればまず落ちることは考えられず(微妙なラインの子だけが面接に呼ばれることもあるという)基本書類審査によっての受験です。
注) 医学部歯学部は例外で必ず面接あり。

アメリカやイギリスの有名大学のように成績だけではなく音楽スポーツボランティアなどといった課外活動の成果も重視するのともまた違う。(日本でもAO入試では課外活動重視の大学ありますよね。)
ほとんどの子が受ける前から合否が分かっているようなものなのが特徴的かなと感じています。
受験勉強も、1点を争う他人との競争というよりは、合格に必要な成績を取るための自分との戦いという性質の受験勉強になってきます。
マレーシアの国公立大学の受験の不透明さと比べ、すごくスッキリしています。
自分が頑張りさえすれば、入りたい大学の入りたい学部に入れる仕組み。
中国系インド系の子の間での私立大学人気も納得できますね。


モナシュ大学 Application Day

6月13日、今週の土曜日ですが、モナシュ大学の「Application Day」だそうです。
どんな日かというと、10月に始まるコースのための申し込みをする日で、通常100リンギットかかるところ、この日は無料で申し込みができるという話でした。

うちの子のようにAレベルの最終的な結果がまだ出ていない子も昨年受けたASの成績で申請ができ、Aレベルの結果によってもらえる奨学金(最低3科目でA以上)は8月にA2の結果が出てから追加で書類を提出することで資格が出てくるそうです。

「無料なら、大学に行く行かないは別として申し込んでみようかな。」とうちの子も言っています。


日本は大学1校受けるにも万単位の受験料が発生してくるので、親御さんも大変だなあと感じてしまいます。
私もうん十年前に国立と私立4校の合計5校受けましたが、今思うと親に感謝ですね。

中には「海外からの受験だと受験料は5000円でいいですよ。」という早稲田みたいな大学もありますが少数派ですよね。
早稲田は貧しい国(夫の出身国など)の国籍だとこの5000円も無料になります。
ただし日本との二重国籍の場合は日本人扱いされ適用されません。
(これまた子供曰く「5000円でいいなら行く行かないに関わらず受けてみてもいい。」と。簡単に受けられるのはいいとしても、合格したらしたで「さあどうする?」というまた別の問題が発生してきますが。)

AS レベル試験日程

カレッジからASレベルの試験日のお知らせが来ました。
(申し込みをして受験料を払えという連絡です。)

うちの子が受ける科目は数学(2日間)、物理、化学、生物(それぞれ3日間)、それにThinking Skills(1日だけ)と10月半ばから11月末ませの1ヶ月半の間の12日が試験日となっています。

試験は科目によりPaper1、Paper2、Paper3と分かれていてそれぞれ1日取られています。(理科が3日あるのは実験の実技があるためのようです。)

文系科目のみを受験する人は日数も少なく、受験料も理系科目に比べ安くなっています。

試験はマレーシアに数カ所(4箇所かな?)ある試験会場で受けることになりますが、カレッジ自体が試験センターとして登録されているため、試験当日も他に行くことなく、いつも授業やら試験やらを受けているのと同じ環境で受けられるのは心強いです。

ASレベルは2段階ある試験のうち最初に受ける試験で、来年またA2というのを受けないといけないのですが、1年半という期間が志望する大学の申し込みに間に合わない場合は、A2は受けずにASレベルの結果に加えてアメリカのSATの結果と英語の検定試験の結果と組み合わせて大学受験したりすることも可能です。(国や大学、学部にもよる)

うちはわざわざアメリカのアマゾンでSATの問題集とか買ったのですが、「自力で勉強するのは嫌!」とのことで、焦らずA2まで受けて結果が出てから大学を選ぼうという話になっています。
(AS+SATで受けるのと入学には1年の違いが出てきます。)

親としては「早くどこでもいいから進路を決めてくれ〜。(行き先が決まらないと落ち着かない。)」と思ってしまいますが、本人は「まだ若いんだから1年2年の違いは長い人生の中では大きなものではない。ゆっくり考えたいのであれこれ口は出すな。」と、、、。

でもねえ、マレーシアの大学に自宅から通う、日本の国立に実家から通うというのは予算の面で大歓迎でも、イギリスに行きたい(理系なので大学院まで行く気!)っていうのは予算の関係もあるから親としても心づもりが必要なんだよ、、、。

夜中にイギリスの大学の学費やらホステル代やらを調べて、あれこれ悩む母です。
(こういう中途半端な状態がまだ1年以上続くのかーと思うと胃が痛い、、、)

JPA海外奨学金

マレーシア国内または海外の大学の学士取得を目的としたコースに進学する場合はプリUに行ってからでないとダメなのですが、例外があります。

JAP オーバーシーズスカラーシップというのがあり、ドイツ、フランス、韓国、そして日本へ進学してエンジニアリングを学ぼうという学生向けの奨学金があります。

ドイツ、フランス行きは最低9つのA(AプラスでなくてマイナスでもOK) が必要で、ドイツ語フランス語のバックグラウンドがあるとなおよしと書かれています。

韓国と日本はもう少し基準がゆるくなっています。最低Aが7つ、2つはBでも申請できるようです。(選ばれるかどうかは別問題ですが。)
この2国は大学(ディグリーコース)進学ではなく、最初はディプロマコース(日本だったら高専とかになるんでしょうか?短大?専門学校?)に進学で、優秀だったら大学へ進める可能性もというワンクッションありのルートだそうです。
日本語ができる学生歓迎とあります。

韓国の場合は「韓国をベースにしている」(住んでいるというの意味?)という記載もありました。

エンジニアリングしか選べないというのがちょっと惜しいところです。
(申し込んではみたもののエンジニアリングはやっぱり嫌ってことで呼ばれた面接に行かなかったなんてケースも身近にあり。)

JPA奨学金を目指せ!

日本国籍しか持たないうちの子からすると羨ましくて仕方が無いですが、マレーシアにはJAP奨学金というものがあります。

SPMは基本10科目に追加で2科目、最高12科目の試験を受けることができるのですが、そのうち9科目以上によい成績を収めた子がもらえるのがJAPと呼ばれるマレーシア政府奨学金です。

これは国公立大学進学のためのFORM6、マトリキュラシ以外にも私立のカレッジのAレベルやファウンデーションなど全てのプリユニバーシティーコースに進学する場合の学費全額を政府が支払ってくれるという、とっても太っ腹な教育支援の形です。

9科目以上でよい成績をというとどのくらいよくないといけないかですが、最高の成績であるAにはAプラス、普通のA、Aマイナスと3種類のAがあり、9科目以上でAプラスを取った子供さんがJAP奨学金(国内プリU学費が全額出る)をもらえることになります。

以前はこのJAP奨学金をもらう子はプリUをすっ飛ばして海外の有名大学に進学できたのですが、STPMと違ってSPMはそれほど難易度が高いわけではなく、それで優秀な成績を収めていても現地や他国のプリUを学んでから大学進学した学生には劣っていて落ちこぼれが出てしまったため今現在はSPMの後はかならず1ー1年半の勉強を経てから大学へ進学するルールになっています。

私立のカレッジでは優秀な子を集めるためにホステルの滞在費をタダにしたり毎月数百リンギットのお小遣いまで出しています。

9Aプラスは成功への登竜門的な意味があるのですが、その中でも上位50位は政府から表彰され新聞に名前が載ります。
またその中で成績だけではなくクラブ活動や生徒会、ボランティアなどに熱心だった子はTOP30として表彰されます。
今年は中国系女の子の双子ちゃんが揃ってTOP30入りし話題になりました。
(この子達、実はうちの子のクラスメイト。他に移る11人中の2人でした。プリUだけではなく大学のディグリーコースも全額出してもらえるという条件で他大学に進むことになったそうです。)

プリUで優秀な成績を収めると、次は例えばオックスフォードに受かってイギリスに進学したとしても、そのまま継続してマレーシア政府がお金を払い続けてくれます。

地方の一般家庭出身で海外留学なんて自力では絶対無理という子でも、努力して結果を出せばイギリスのオックスブリッジやアメリカのアイビーリーグに(親のお金は一切使わずに)留学できちゃう仕組みです。

そりゃあ頑張るわーって思いません?


政府奨学金にもれてしまっても、ペトロナスだのマキシスだのといった企業やら、各国政府からの奨学金など、本当にいろいろあります。
合格に必要な成績も様々です。
恵まれていますね、マレーシア人は。


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